小児歯科 新たな連携先

2020年06月14日

奥住 啓祐先生との恒例の小児歯科訪問。
今月から、もう1件 訪問させて頂けることになりました。
口蓋裂などのお子様を多く診療されている歯科。

疾患があるという事は身体に対する評価も違って当然ではあるのでしょうけれどベースにあるものは、思っていたほどの差異は感じない。それだけ、多くの子ども達が環境や食べ物などの影響から大変な状態にある時代なのかもしれません。今後、コロナ自粛の影響も懸念されます。


最初は、1枚目の写真のようにずり這いといっても腕の力で引っ張って移動していて脚は使えていません。ケア後は、脚の交叉運動も出現して足のゆびも使い始めました。3枚目の写真のようにハイハイの姿勢がとれるようになると後ろに反っていた首(頭)がまっすぐに立ってきました。遊びやケアしながら過ごしたほんの1時間くらいでの変化。頸椎は触っていません。

身体へのアプローチも5g~30gくらいの軽いタッチ。奥住先生のSRタッチは、もっと軽い。ゼロぜロいっていた呼吸も楽になっている様子。まだ、課題はあるものの子ども達の育つ力に驚きます。
丸茂先生のお話を伺っているので歯突起の状態は?耳の傾きは?なども気になります。ご家庭でのケアや遊び方もお伝えします。今後も、継続して観察していきますね。
反っていた頸が、起きてきて今後の口腔の育ちにも期待できますように。
 

       上の写真は、1か月後です。
        立派な座位姿勢を披露してくれました! 

        本当に本当に赤ちゃんの持っている力は、限りない。

           今後も、継続して観察していきますね。
 

感染予防対策と共に他職種で連携していける環境を作っていただいて#歯ならびの歯医者さん 様#: のん・KIDS・DENTAL様本当にありがとうございます。

歯ならびの歯医者さん の記事を紹介(以下抜粋転載)
当院にお越しになる方はお気づきと思いますが、当院は、毎日のように可愛い赤ちゃんの声がします。産まれてまもない疾患を持った赤ちゃんの診療をしているからです。

約10年前、熊本機能病院に勤めさせていただいていた時は、9割くらいは、口唇口蓋裂の患者様の矯正治療を行っていました。産まれてまもない口唇口蓋裂の赤ちゃんは、哺乳が苦手ですので、哺乳を助けるための装置の作成をしたり、お口の手術をするための矯正治療を行っていました。お口の手術をした後に離乳食を食べ出し、言葉を出し始めるこどもたちにもっと的確な指導をする必要を感じ、書籍を読み漁り、セミナーに参加し、伝えることができる内容は、話してきてきたつもりです。

先天疾患を持っていない患者様のの矯正治療を行う時にも、歯列不正について突き詰めていくと、どうしても、赤ちゃんの時に(もっと言えば、妊娠中にですが、)いろんな発達のズレや遅れを改善していれば、もっと歯列不正は減るのではないかと考えていました。

そんな時に素敵な出会いがありました。そして、6月から当院でも月に一回ではありますが、お口と体の発達相談(ほぼ実践)を行うことができるようになりました。一人の子に対して、歯科医師、歯科衛生士、助産師、言語聴覚士で対応することによって、いろんな気づきが見えます。この取り組みによって、患者さんや親御さんがもっと健やかに生活できるといいなと思っています。
ご興味がある方がおられたら、当院にお電話ください。
歯ならびの歯医者さん院長 泉朝望 

 転載終了


両クリニックで一番違うと感じたことは子どもたちではなくて「お母さん」
お母さんたちの身体こそケアが必要。本当に、日々頑張っていらっしゃる。ゆっくりケア出来るお時間も確保できればと願います。この日は、大雨のなか歯科クリニックの はしご!雨で高速は、怖かったので下道通って、ゆっくり次のクリニックへ。奥住先生には、甘えさせて頂いてばかりです。
ありがとうございます。