指導者対象 赤ちゃん講座

 ベーシックコース

対象

□ 母子保健に関わる方・助産師・保健師・歯科関係・PT・OT・ST・保育士など乳幼児に関わる職種の方
□ ベビマ講師やベビーセラピストのスキルアップを希望される方 
但し、資格取得を目的とするものではございません


内容

乳幼児の発達はめざましく、少しづつ次々と新しい事ができるようになります。
ただ、その発達段階は一人一人違うので、他の乳幼児と比較して 一喜一憂するものではありません。

発達の評価ツールは様々ありますが、ここでは「姿勢」「体重負荷」「抗重力運動」を中心にみていきます。月齢に応じた指標も必要ではありますが、全てではありません。

これらを理解し、以下を目的とします。

①次の段階への発達を促し
②発達段階においての姿勢を整える(少しのズレが大きな困りごとにならないための予防)
③口腔機能育成の土台を作る
④育てにくいと感じてしまう状態(反り返る・よく泣く・なかなか寝てくれない・授乳しにくいなど)を改善し、母親にとって育児しやすい環境を提供する。


Ⅰ. 乳幼児の発達

□ 運動発達と機能発達 
□ 抗重力運動と運動発達
□ 胎児環境と姿勢コントロールの密接な関係 
□ 運動発達と口腔機能との密接な関係
□ 口腔機能育成(授乳・離乳食)
□口腔機能と呼吸
□ 五感の発達
□ 脳の発達
□ 感覚の発達
□ 認知の発達
□環境としての養育者の身体

 特に、口腔機能の発達においては、小児歯科臨床で見えてくるものを中心に
 この時期の発達の重要性と小児期への影響について辿りなおす方法を中心とする
 アプローチの方法(実習はアドバンスコースで)

Ⅱ. 親子のコミュニケーション

□ 赤ちゃんのことを自分の感覚として捉える
□ 身体と心の発達を促すかかわりかた


Ⅲ. 各現象とそれに対するアプローチ

むきぐせ・反り返り・寝返り・ハイハイしない・片足でのハイハイ
授乳が上手くいかない、浅のみ・お口が閉じない・泣き止まない・寝ない など
各現象に対する
ケアと支援

Ⅳ. 適切な発達と良い姿勢がもたらすもの

良い姿勢は、疲れにくく、集中力を高め、身体の変形を防ぎ、上肢・摂食・視機能 及び情緒といった小児の発達全般を促す。 発達のつまずきは、身体のつかいにくさ・作業の非効率・転倒による怪我から身体を守りにくいなどをもたらす。

Ⅴ. 母親のカラダづくりとの関係

授乳がつらい・抱っこがつらい・育児がつらい・起き上がるのがつらい・身体のあちこちが痛い・肩 こり・首が痛い・頭痛・手首が痛いなどの不快症状に対して、日常生活のなかで身体を整えて、母親も赤ちゃんも心地いいい育児ができる。
□ 赤ちゃんの姿勢と母親のカラダとの関係
□ 授乳において
 ①母親と児の姿勢との相互関係 
 ②児の発達と口腔機能からの考察とその支援


Ⅵ.伝承しなければならないこと

Ⅶ. サポートのありかた

時間

 10:30~16:30(お昼休憩含む)
 5時間×2日間 全10時間

受講料 

 48,600円 
 テキスト代 3,000円
 お申込み後に、お振込み先をご案内いたします。

場所

 福岡県大牟田市内 (お申込み後にご案内いたします)
 5名以上で出張可能・(出張費は場所により要相談)